ポール石原さんに証をしていただきました。
シカゴ南部エリアの住民事情。南北戦争の結果、奴隷解放されたアフリカ系アメリカ人の置かれている差別や経済的格差の現状が、シカゴ南部エリアという地域に区切られたがために、私たちの生半可な推量ではなく、具体的に聞くことができました。
教会でも、黒人と白人は同じ聖書を使ってはいけないという差別が行われていたこと。そして、私は、この教会内の差別は、かって日本でも、部落差別という形で同様に行われていたことがあると聞いた覚えがあります。
ポールさんは、シカゴ南部地域と、エチオピアの地域のためにボランティアの支援をしていらっしゃるということでした。エチオピアも、飢饉などに見舞われ大変な困難を抱えています。
エチオピアのキリスト教の90パーセントは、ギリシア正教、ロシア正教と並ぶエチオピア正教の教会であることを知りました。エチオピア正教では、聖書を持たないということが一般的なようで、聖書を人々に渡すような活動の働きも担っているとのことです。
ポールさんの最後の祈りが、とても印象的でした。私には、義と聞くと、どうもよく分からないなというところがあるのですが、神様は不義をなさない、不義のない世界にしなければならないという祈りは、伝わってくるものがありました。
ポールさんの切実なお話を和やかに受け入れさせていただいた、通訳の方の笑顔と仕草に最大限の感謝です。
(このコメントは、西甲府キリスト教会の公式なものではなく、すべてがBlogの記事作成者に帰するものです。)
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