ギリシャ語によるヨハネ福音書6回目です。
実際の礼拝では、6月14日に38節を読んでいますから、追いつくのはまだ大分先になりそうです。
1:11 (2)εἰς τὰ (1)ἴδια (3)ἦλθεν, (4)καὶ (5)οἱ ἴδιοι (6)αὐτὸν
(7)οὐ παρέλαβον.
(2)ところに(1)自分のもの( 複 )の(3)彼は来た (4) しかし (5)自分のものらは (6)彼を
(7)受け入れなかった
1:12 (4)ὅσοι (1)δὲ (3)ἔλαβον (2)αὐτόν, (10)ἔδωκεν (5)αὐτοῖς (9)ἐξουσίαν (7)τέκνα (6)θεοῦ
(4)者ら(1)しかし (3)受け入れた (2)彼を (10)彼は与えた (5)彼らに (9)力を (7)子らと (6)神の
(8)γενέσθαι, (14)τοῖς πιστεύουσιν (13)εἰς τὸ (12)ὄνομα (11)αὐτοῦ,
(8) なる (14)信じる者らに (13)を (12) 名 (11)(すなわち)彼の
1:11 自分のもの(複)の ところに 彼は来た. しかし 自分のものらは 彼を 受け入れなかった
1:12 しかし 彼を 受け入れた 者ら 彼らに 神の 子らと なる 力を 彼は与えた
(すなわち)彼の 名 を 信じる者らに
「ギリシャ語によるヨハネ福音書 其の伍」の投稿で活用させていただいたWEBページを紹介します。どれも、私には、珠玉のホームページのように覚えます。
BLOGの投稿でアルファベット順に紹介しているギリシャ語基本単語については、「イクトゥス・ラボ」というサイトで「新約聖書ギリシア語オンライン学習会」の教材として公開されているもの使わせていただいています。
γένος (genos) という言葉が新約聖書のテキストの中で、どこでどのように使われているかを調べてみたかったので、故植田真理子様が公開している「新約聖書ギリシア語辞典」を使わせていただきました。
https://www.babelbible.net/bagster/bagster.cgi
私にはかなり難関だったのですが、HELPを読みながら試行錯誤して、何とか使うことができました。HELPからこの辞書検索システムについて少し引用すると、
『「Bagster/Thayer Greek Lexicon」はBagster : Analytical Greek LexiconおよびThayer's Greek-English Lexicon of the New TestamentをWEBで公開するものです。』として。『Bagsterは、ともかくすべての変化形が見出し語になっているので、絶対に迷子にはなりませんが、語の説明があまりに簡略すぎます。Thayerは原形しか見出し語になっていないのでひくのが大変ですが(難しそうな語形は巻末に索引がある)、説明が詳しいのが特徴です。』と記載されています。
リンクを開いて実際に使ってみていただくと分かるのですが、表示されているギリシャ語文字をクリックしていくと検索1の窓に語句が表示されていきます。コピーした単語を検索窓に張り付けていただいても大丈夫です。検索窓に単語が入ったら、BagsterまたはThayerのボタンを押します。私にはThayerの方しか使い方はわかりませんでした。検索すると辞書の該当ページの画像が表示されれるので入力した単語を探します。辞書には、単語の意味とその単語が載っている聖書の箇所が英語で記載されています。聖書の巻名は英語の略になっているので、ミッションスクールの出でもない私には略語がどの巻を指しているかもわからないので、巻名の英略を検索して参照しました。
聖書の該当箇所を読むと、意味からして大体この単語だなとはわかるのですが、念を入れて、OfficeMurakami様が提供しているページで確認しました。下記は「使徒言行録(使徒行伝)をギリシャ語原典から逐語訳してみました」です。
http://wordbyword.holy.jp/li-acts.html
それから、私は、新改訳の聖書は持っていないので、こちらのページの「使徒の働き」も使わせていただきました。
http://bible.salterrae.net/sinkaiyaku/html/Acts.html
以上は使徒行伝を例にしていますが、同じ作業は他の巻でもできると思います。
WEB上の英和・和英検索は数えきれない程あると思いますが、私は、「geno-cide」「民族」については、こちらの英次郎WEBの英和、和英検索を使わせていただきました。
https://eow.alc.co.jp/search?q=geno
https://eow.alc.co.jp/search?q=%E6%B0%91%E6%97%8F
最後は、「ジェノサイド」「ホロコースト」について、言わずと知れたWikipediaから教えてもらいました。
聖書はもちろん、また、未知のコーランの言葉まで提示してくれる、宝箱のようなWEBページが存在することを紹介させていただくために投稿してみました。
もっとも、私は、これらのWEBページを利用して、聖書片手に「γένος」を調べるまで、数時間はかかってしましましたが。活用できる方は、ぜひ使ってみてください。
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