忍耐と信仰
「とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す物は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある」黙示録13:10
「忍耐は暴力より強い」という言葉がありますが、これは信仰についても言えることだと思います。
黙示録13章には、初代教会のキリスト者たちが、激しい迫害と苦難の中にあって、いかにその信仰を守り通したか、神が弱いキリスト者たちを、いかに守り導き、勝利を得させられたかが記されています。
この黙示録の預言を、日本人キリスト者である私は、敗戦記念日と二重写しにして考えずにはいられません。
明治、大正時代のキリスト者たちはさまざまの暴力や迫害の中にあっても着実に信徒と教会をふやしました。
しかし、第二次大戦中は国家権力により、教会にも天皇崇拝や神社参拝が押しつけられ、拒めばスパイとして投獄され殺された牧師もおりました。このような命がけの信仰と忍耐により、日本の教会は守られて来たのです。
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