礼拝後、ギリシャ語でヨハネ福音書を1節づつ読んでいるので、紹介していきます。
まずは、有名な冒頭箇所です。
ヨハネによる福音書 1章1節
(2) Ἐν (1) ἀρχῇ (4) ἦν ὁ (3) λόγος, (5) καὶ ὁ (6) λόγος (9) ἦν (8) πρὸς τὸν (7) θεόν, (10) καὶ (12) θεὸς
(2) に(1) 初め(4) あった (3) ことばが (5) そして(6) ことばは(9) あった(8) 共 に (7) 神と (10) そして(12) 神で
(13) ἦν ὁ (11) λόγος.
(13) あった (11) ことばは
初めに ことばが あった。 そして ことばは 神と 共に あった そして ことばは
神で あった
キリスト教や聖書を知らなくても諳んじたくなる哲学的な聖句ですね。
言葉は λόγος ロゴス=logos 神は θεὸς テオス=Theos ですね。
ギリシャ語新約聖書の定本はネストレ・アーラント版で、現代日本語訳の「新共同訳聖書」や「新改訳聖書」など、ほとんどの新約聖書の翻訳元となっているそうです。
ネストレ・アーラント版と呼ばれるのは、ドイツの聖書学者エベルハルト・ネストレが1898年に編集・出版したのが始まりで、クルト・アーラントが編集責任者となったためだそうです。「NA」という略称で、最新版は第28版で「NA28」です。
(wiki様からの抜粋です)
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