信仰の継承と土地

 信仰の継承と土地
「そのような信仰は、最初あなたの祖母ロイスと、あなたの母ユニケのうちに宿ったものですが、それがあなたのうちにも宿っていることを、私は確信しています」 Ⅱテモテ1:5

 紀南の勝浦にある教会は、今日で献堂二十五年になります。初代宣教師が日本におられた昨年のうちに献堂記念会をしましたが、今年はほんの数か月の無牧の後、幸いにも若い牧師が赴任し、活躍しております。

 牧師は初代宣教師から二代目、三代目と交代しましたが、信徒も多くの若い人々は、都会へ、外国へと出て行きました。しかし今も教会学校には、元気な子どもたちが集い、礼拝には祖父母、夫婦、親子そろって出席している家族がおります。

 キリスト教の土着化が叫ばれて久しくなりますが、そのためには日本の教会は人口急増地だけでなく、もっと田舎の伝道に目を注ぐ必要があります。

 その中にあって、昔からの熊野信仰の本拠地である紀南の田舎で二代目、三代目のクリスチャンが、着実に育っていることはすばらしいことです。


西甲府キリスト福音教会

西甲府キリスト福音教会は甲府市山宮町に立つアットホームな教会です。人生経験豊富な藤原孝行師が牧会しています。説教はYoutubeでも聞くことができます。1971年設立、甲府キリスト福音教会から枝分かれした教会だとも言われています。日本福音キリスト教会連合に属しており、甲府市周辺には、西甲府キリスト福音教会のほかに甲府キリスト福音教会、昭和町キリスト教会があります。