狼と子山羊

「それには子羊のような二本の角があり、竜のようにものを言った」黙示録13:11

 恐ろしい狼が手に白い粉をぬり、お母さん山羊を食べてしまう「狼と七匹の子山羊」という物語があります。

 この世のにせ物にせよ、信仰的な誘惑者にせよ、初めからうさんくさい姿で近づいては来ません。見るからに本物らしく美しく親切で優しげに近づいて来て、私たちを陥れてから本性を表すのが彼らの常套手段です。

 「子羊のような角があり、竜のようにものを言った」というのは、外見では私たちの救い主イエス様のようですが、その語ることは悪魔であり、人々を惑わし破滅に導くものとの意です。

 日本においても、平和憲法という羊の姿のもとに、天皇の神格化や靖国神社国家護持が着々と進んでいます。

 世の終わりが近づくにつれて、信教の自由が奪われてくるでしょう。戦前のような迫害とは違うでしょうが、現代風に変貌した悪魔が、お母さん山羊の声で私たちに近づいています。


画像はWikipediaから拝借しました。

西甲府キリスト福音教会

西甲府キリスト福音教会は甲府市山宮町に立つアットホームな教会です。人生経験豊富な藤原孝行師が牧会しています。説教はYoutubeでも聞くことができます。1971年設立、甲府キリスト福音教会から枝分かれした教会だとも言われています。日本福音キリスト教会連合に属しており、甲府市周辺には、西甲府キリスト福音教会のほかに甲府キリスト福音教会、昭和町キリスト教会があります。